<   2008年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧
感無量。
先程、第44代アメリカ合衆国大統領が決定しました。
Barack Obama氏。
日本ではもちろんのこと投票権がありますが、ここアメリカでは投票権のない私。
生きていて、ここまで投票権が欲しいと思った選挙は今までありません。
でも彼は私の投票なくったって、大統領になってくれました。

ここアメリカではやはり人種差別があると思います。
人種の坩堝といわれるこの国での偏った人種差別は、薄くなってきたものの根深くまだあると思います。
私の旦那さんは有色人種である黒人です、といってる日本人の私もここでは有色人種です。
私達はわりと色々な方々に可愛がられるタイプのようで、黒人の彼もアジア人の私も人種差別を感じたことは今までほとんどありません。
でも、やはり南部に帰ってくると、何というか、そのようなあんまりいい雰囲気でない風を感じることが多々あるのも事実です。
そして、南部にいる黒人はあまり職につけなかったり、人生あきらめきってネガティブな考え方の人々が多い気がします。
もちろんの事、その人々に能力がなかったりして職につけないこともあると思いますが、
その理由を差別に結び付けてしまいたくなる状況が多いためかネガティブで、
どう転んでも人生よくなるわけない、と決めきってるのかもしれません。
そんな人々に、Nothing is impossible.という事を印象付ける事ができたのではないか、と思う今回の選挙結果です。

時々思うんです。肌の色がなんなんだろう、って。
肌の色が濃くって奴隷だった先祖をもつと、みんな下品とみなされて、そして這い上がって成功できないのだろうか。
自由の国でアメリカンドリームなんてうたい文句まであったこの国ですが、「自由」でドリームを手に入れられる人々は限られていたと思います。
今回、黒人と白人のハーフであるオバマ氏が大統領になったことで、初めてこの国の意味する自由とアメリカンドリームが、国民全員に対していきわたり始めたのではないかと思います。

オバマ氏のような、穏やかなしっかりとした人格のそして新しい政策をもった彼のもので、
人種かかわらず若いアメリカ国民がこれからポジティブに生きていかれるのではないかと思います。選挙のスピーチの場にたくさんの若い交じり合った人種の群衆を見ました。
若い人々がどんな理由にせよ政治に興味をもつ、という事だけでも新しい良い進化だと思いませんでしょうか。

景気も悪く大きい会社が倒産していっているアメリカの今日この頃、この時期に大統領を務めるのはかなりなプレッシャーとチャレンジだと思います。
でもそんな彼に賭けてみる事にしたアメリカ国民チョイス、良いと思います。
そして私は思います、半分白人だから半分黒人だからじゃなく、Because of Barack Obama, himself. そう、「彼」だから選ばれたのだと。
私達の子供達の時代は、変わってきています。

"CHANGE" has begun...
[PR]
by adamid | 2008-11-05 16:16 | ひとりごと



Louisiana→ Indiana→ Chicago→ Florida→九州→ Mississippi
by adamid